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【転職・就職】エントリーシート(ES)の書き方講座 例文多めのやさしい解説で他の候補者と差を付けよう!

【転職・就職】エントリーシート(ES)の書き方講座 例文多めのやさしい解説で他の候補者と差を付けよう!
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転職・就職活動でエントリーシート(ES)を書くのは大変ですよね。書くことがある程度テンプレ化されている履歴書と比べても対策が難しいのが特徴です。

エントリーシートの対策が難しい理由3点
①企業独自のフォーマット

準備しづらく個別対応が必須なので、能力差が出やすい

②提出期限までが短い

基本的には数日。企業の選考状況によっては当日提出という厳しい状況も

③多岐にわたる質問項目

その企業ならではの質問項目もあり、対策が難しい

このように、履歴書などと比べても対策が難しいのがエントリーシート。逆に言えば他の候補者と差が付きやすい部分なのでしっかり書き上げれば高評価を得ることができます。この記事ではエントリーシートで(ES)で高評価を得るための書き方を解説していきます。

この記事の重要事項
  • ESをより良いものにするためには企業研究が大事。必ず企業HPは読もう。
  • 各項目が行き来できるように関連していると説得力アップ!
  • 志望企業に合う内容のものを、自分の持っているものから選ぶイメージを持とう。
  • 書いた後は企業を良く知るエージェントに添削してもらえばバッチリ!

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このページの内容

①企業研究を必ず行う。企業HPをポイントを抑えて読み込む

エントリーシートは、「志望企業らしい質問項目」に答えていくことになります。職務経歴書の流用などではなく、より志望企業を理解した上で回答することが求められます。志望企業を理解するためには企業HPを読み込むことを絶対に怠ってはいけません。

企業研究には企業HPの読み込みがもっとも効果的 5分でポイントを抑えて読む

①企業研究を必ず行う。企業HPをポイントを抑えて読み込む

志望企業の正確な情報を手に入れるには志望企業のHPを見ることがもっとも効果的です。わざわざ自分たちについて知って欲しいことをお金と労力をかけてサイトにしてくれています。これを使わない手はありません。

とはいえ、複数企業を受けていると忙しい方はなかなか手が届かないのが実情だと思います。そこで、5分で企業研究を終わらせるために、見るべきポイント5選をご紹介します。

悠木直伝!企業研究で企業HPを見るときのポイント5選
  1. 会社概要・会社紹介で会社のイメージを掴む
  2. 社長挨拶で社長の名前と性格をチェック ビジョンもチェック
  3. 事業内容で働いている姿をイメージ
  4. 採用ページは答えが書いているようなもの 全て目を通す
  5. 社員紹介で自分がなりたい先輩像を固める

これを抑えるだけでもその企業について語れることがグンと増えます。自己PRや志望動機を書く際の材料にもなるので、5つのポイントを意識して企業研究してください。

企業研究って結局何すればいいか分からない そんな迷いが吹き飛びます。
企業HP(ホームページ)を使った企業研究のやり方 5分でサクッと要点を抑える方法

企業HPだけじゃ不安 もっと他人と差をつけたければエージェント経由で情報をゲット

企業HPでの企業研究はバッチリだと思いますが、正直に言いますと採用側から言うと「これくらいは当然みて欲しいなぁ」という最低ラインです。それでもやっていない人が多いので有効ですが、上場企業や有名企業となると他の候補者のレベルも格段に上がってきます。

レベルの高い他の候補者に差をつけるためには、深い企業研究が有効です。なぜなら、企業研究に裏打ちされた自己PRや志望動機は説得力が非常に強く、採用担当者を唸らせることができるからです。

レベルの高い企業研究をしたければ、エージェントが持つ企業情報をゲットすることです。

  • 企業の採用に関する事情・本音
  • 企業側から提供された動画やスライド
  • エージェントがデータを取った過去の質問項目リスト

応募する企業やエージェントによって情報量に差はありますが、私が実際に手に入れたことのある情報です。この情報はHPを一見しただけでは手に入らない情報であり、エージェントに登録した人だけが得られる特権と言えます。この情報を元に自己PRや志望動機、その後の面接も組み立てれば、内定へグッと近づくことができます。

②志望動機の書き方 説得力ある「なぜこの仕事を選んだのか」

志望動機は私の個別相談でも最も多い相談です。それだけESで聞かれることが多く、多くの方が悩んでいるということです。説得力ある志望動機を仕上げれば、費用対効果は抜群です。

エントリーシートに関する相談ランキング上位4つ
志望動機をうまく書けない
30.2%
自己PRをうまく書けない
13.2%
ガクチカをうまく書けない
9.4%
文字数制限に収まらない
7.6%

企業のHPの中から「なぜ当社を選んだの?」の答えを見つける。

上でも書いたように、企業研究で志望動機の出来が決まると言っても過言ではありません。志望動機が書けない方は「答えは企業HPの中に必ずあるんだ!」と信じて探してみましょう

企業HPの中で、志望理由を見つけるヒント
  • 社長独自の考え方や目指していること
  • 採用ページに書いてある「求める人材像」
  • 魅力的な先輩を見つけて、「憧れたから」を理由にする。
悠木

○○社長に憧れたからという志望動機は意外と使えます。採用担当者も「他にもそういう会社あるよね?」と言いづらいですし、その会社でなければダメだという理由として強力です。

企業研究で企業を理解し、自分の要素を重ねることが大事

志望動機で大切なのは企業を理解した上で、それに合う自分の要素を重ねていくことです。例文をみてみましょう。

企業研究で掴んだこと別の例文
社長が「新しいことへの挑戦」に意欲的な場合

貴社の悠木社長は「顧客ニーズに応えるために変化を恐れず、リスクをとってでも挑戦していく」ことが大事であるとおっしゃられており、感銘を受けました。

私もリスクを恐れず挑戦することが大事と考えておりますので、会社を守る立場である悠木社長の「顧客や会社を守るためにリスクを取って挑戦する」という姿勢は非常にまぶしく見え、社員の皆様もその意志に応えられている姿が魅力的に見えました。私もぜひその一員として活躍したいと思い、志望いたしました。

「求める人物像」に「自分で考えて行動できる人」と書いてある場合

貴社の求める人物像に「自分で考えて行動できる人」とありました。私も前述のアルバイトの経験より、自分で考えて行動することを第一に考えて行動しております。

貴社に入社し困難にぶつかることもあると思いますが、私なりに自分で考えた行動で道を切り開ければと思っております。すぐに結果は出ないものと思いますが、数年後には貴社の推進力に加われればと考えております。

例文のように企業のひとつの要素に対して、自分の共通点を見つけて「私は貴社にマッチしています」という雰囲気で書くのが鉄板です。

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③受かる自己PRの書き方 「しょぼいエピソードしかない」と思っている方にも

③受かる自己PRの書き方 「しょぼいエピソードしかない」と思っている方にも

自己PRも志望動機と同様に企業研究が大事です。絶対に企業研究を怠ってはいけませんから、しつこいようですが企業HPを意識して読むことだけはやりましょう。

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企業の性格に合った自己PRをしなければ効果はない

例えばあなたが「寄り添ってくれるやさしい人が好き」だとします。そんなあなたに「俺仕事できるから任せて」とアピールしてくる人がいたとします。「いやそうじゃないんだけどなぁ…」って思いますよね

企業に対してもこれと同じことが当てはまります。立派な経験よりも目の前の人を大事にする気持ちを重視する企業だったら…ただ優秀なアピールをすることが最善とは限りません。

企業の性格別 自己PRの実例紹介

企業の性格別に、どんな自己PRが刺さるのか例文で見てみましょう。

企業の性格別 刺さる自己PRの例文
人柄重視系の企業に対しての自己PR

売上目標達成のため合理化を進めておりましたが、手厚い対応にも力を抜くべきではないと考えておりました。相反する部分でしたがお客様には見えない部分の合理化を進め、お客様に見える部分では手厚い対応を継続できるようにしました。どのような状況でもお客様第一の気持ちだけは忘れないことを自負しております。

スピード効率重視系の企業に対しての自己PR

お客様満足度を上げるため、自らの業務を仕組み化することで従来3日かかっていた御見積提出を即日できるよう工夫しました。その仕組みを横展開し、さまざな業務についての効率化を自分だけでなくチームで実現することができました。これは日々改良を組み立てる習慣から実現しており、貴社でもその習慣を活かして自ら業務効率アップに努められると自負しております。

実はこの2つの例文、エピソード自体は同じことについて語っています。ですが、企業の性格に合わせて切り口を変えて書いています。エピソード自体が大事なのではなく、それをどう表現するのかの方が大事です。

悠木

しょぼいエピソードしかないから書くことがないという方はたくさんいますが、それよりも会社に合った自己PRに仕上げることの方がよほど大切ですし、効果があります。

アピールしたい能力別 自己PR例文

それでもなかなか書くことができない方向けに、自分のアピールしたい能力別の例文もご紹介します。自分の能力を箇条書きにしてみて、企業に合うものを選んで書いてみるのもおすすめです。

アピールしたい能力別 自己PR例文
「いつも明るいこと」をアピールしたい

両親や友人に「私の優れた部分」について聞いたところ、「いつも明るいところ」という意見が多く返ってきます。自分が思っている以上に、いろいろな方が明るさを気に入ってくださっていることを知りました。それ以来、辛いことがあった時や、場の雰囲気が重い時でも私だけはいつも明るく居られるように努めており、今では私のアピールポイントです。

「小さなことに気づく」ことをアピールしたい

私は小さなことに気づく能力に長けていると自負しており、大切にしております。元気のない職場の仲間がいたり、言いたいことを言えずにいたりする方がいることに気づくことができ、後ほどフォローすることも多いです。そのような時は非常に感謝され、後の職場の人間関係に良い影響を及ぼすと思いますので、日頃からこの気づきを大事にしております。

ポイントは「第三者からどのような評価を得たか」や「どのような結果があったか」を添えることです。自己PRをたくさん添削していると自分が思ったことばかりを書いているのをよく目にします。それだけでは説得力に欠けますので、周りにどのような影響があったのかを書くと説得力が増した自己PRになります。

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④他と差をつけるガクチカの書き方 例文付きで徹底解説!

【本当に何も書くことがない方必見】他と差をつけるガクチカの書き方 例文付きで徹底解説!
ガクチカとは…?

ガクチカとは学生時代に力を入れたこと、の略。企業はガクチカという切り口から、志望者がどんな人なのかを知りたいと思っています。

ガクチカは就職活動で特によく聞かれる項目です。これも自己PRと同じく、「良いエピソードがない」と挫折される方が多いようです。しかし、実際にはエピソードの良し悪しよりもどう書くかの方が重要です。

上手に書いて、「私はこんな人なんです!」と効果的にアピールする。それこそがガクチカに求められていることです。ただ単に「この人は優秀な経験をしているんだな」と判断する項目ではありません。

ガクチカで大事なのはエピソードの質よりも熱量

同じエピソードでも熱量が違うとこうなる
熱量が足りないガクチカ

私は学生時代留学に力を入れました。オーストラリアに留学しましたが、言語の壁に非常に苦労しました。そこで、現地の方々と積極的に話す機会を設けた結果、友人もたくさんでき、言語力を身に着けることが出来ました。自ら動くことで能力を身に着けられることを学びました。

熱量が感じられるガクチカ

私は学生時代留学に力を入れました。オーストラリアに留学しましたが、「みんな仲良くなりたい」という気持ちがなかなか伝わらずもどかしい思いをしました。そこで身振りや表情をオーバーすぎるくらいに表現するように工夫したところ少しずつ理解してもらえるようになり、言語力も上達していきました。「君の必死な姿を見ていると話したくなるよ」と言っていただけた際は非常に嬉しく感じ、自ら動くことで能力を身に着けられることを学びました

上の文章はなんとなくたんぱくな印象を受けます。下の文章ではその時の気持ちに言及したり、実際にどう動いたか、その結果どのような反響をもらったのかが書かれています。同じエピソードではありますが、下の文章の方が熱意が伝わりやすく相手に刺さる文章となっています。

ガクチカは型にはめてかけばOK エピソードが弱くても熱意は伝わる

ガクチカはエピソードの良し悪しだけでは決まりません。いかにそのエピソードを輝かせるかがもっとも大切です。「海外留学やインターンのエピソードになんて勝てないよ…」と思うのではなく、アルバイトでも学業でも良いので熱意を込めた文章を書くことで対抗しましょう。

熱意のこもったガクチカが書けるよう、文章の型をご紹介します。自分のエピソードを当てはめて書けば、魅力的なガクチカを書くことができます。

STEP
何に力を入れたか

私が学生時代力を入れたことは学業です。

STEP
どのような経験をしたか

本を読むことが好きだった私は、大学で専門的な知識を得たいと思い、文学に入学いたしました。文学の分野は私が想像していたよりも深く、周囲の学生と意見交換をした際には知識量の違いを目の当たりにし、自信をなくしていました。

STEP
どう行動したか

そこで、その日講義で学んだことを講義後に図書館で深堀りする習慣をつけました。得た知識は自分なりにノートにまとめて、1週間分を復讐することで記憶定着を図りました。

STEP
結果、周囲はどう変わったか

結果、1年目が終了する頃には周囲の友人から知識を頼りにすることが多くなりました。卒業論文では芥川龍之介を取り上げましたが、その頃には文学において網羅的な知識を得られており、他の学生とは違うアプローチでの論文にできたと自負しております。

\転職エージェントを「使いたくない」と思っている方向け/
転職・就職エージェントとは?「信用できない」と使わない人は既に遅れを取っている

⑤エントリーシート(ES)で使える長所の選び方・書き方 

【転職・就職】エントリーシート(ES)で使える短所の選び方・書き方

長所と言われると、「ESに書けるような長所はないです…」と言われることが多いですが、長所は主観でOKです。自分が長所だと思えばそれを書いていいですし、「他にもっとすごい人がいるし…」だなんて思う必要はありません。

長所は自己PRと関連するものだと、面接のときにも使いやすくていい!

長所と自己PRは関連しているものだと、双方を行き来できるので使いやすいです。ゼロから考える場合は、意識してみてください。例文を見てみましょう。

自己PR いつも明るいこと

両親や友人に「私の優れた部分」について聞いたところ、「いつも明るいところ」という意見が多く返ってきます。自分が思っている以上に、いろいろな方が明るさを気に入ってくださっていることを知りました。それ以来、辛いことがあった時や、場の雰囲気が重い時でも私だけはいつも明るく居られるように努めており、今では私のアピールポイントです。

長所 初対面でも臆せず話すことが出来ること

私の長所は初対面の方にも臆せず話しかけることができることです。大学の講義でのグループワークの際に皆が緊張して話題が進まない中、私は自分から話しかけ議論を活性化することができました。その結果、グループは最優秀賞を取ることができ、「○○さんがグループにいてくれてよかった」という言葉もいただきました。

どちらもコミュニケーション能力で関連しています。面接では「初対面で臆せず話せる長所を活かして、周囲の方を明るくすることができる」という自己PRに繋げることができるので、相乗効果が高まります。

長所が思いつかない方向け 過去のエピソードから長所を探し出す方法

いろいろ考えていると分からなくなる方もいらっしゃると思います。次のような順番で長所を探してみることをおすすめします。

STEP
頑張った・褒められた・成功したエピソードを2~3つ思い出してみる

辛かった・しんどかったときの事を思い出してみる その時どうやって打開した?
→第一志望の大学に落ちた時は辛かったなぁ…でもその後バイト頑張ったっけ

このような感じで2~3個挙げてみる。

STEP
エピソードの中にあるポジティブな要素を抜き出す

第一志望の大学に落ちた時は辛かったなぁ…でもその後バイト頑張ったっけ

→「立ち直った」というポジティブな要素を抜き出す

他に挙げたエピソードにも同様にポジティブ要素を探してみる。

STEP
今回志望する企業の性格に合いそうなものを主観でいいのでひとつ選ぶ

求める社員像に「困難な場面でも立ち向かえる精神力を持った社員」とあれば、過去のエピソードから立ち直ることができる長所を選ぶ。

過去のエピソードから長所を選ぶ方法、見つかりやすいので試してみてください。

もっと詳しく長所について解説!パクって使える長所アイデアも公開しています。
【転職・就職】エントリーシート(ES)で使える長所の選び方・書き方 

⑥エントリーシート(ES)で使える短所の選び方・書き方

【転職・就職】エントリーシート(ES)で使える短所の選び方・書き方

短所はただ弱点を晒すだけの項目ではありません。短所を上手に書ければ、逆に加点を狙うことができます。

エントリーシートの短所で加点してもらう方法 両面提示の法則を使う!

両面提示の法則とは

ひとつの物事について判断するとき、悪いことと良いこと両方聞くと安心して良いと判断しやすくなるという法則

「このレストランおいしいよ!!とにかくおいしいから!!と良いことだけをアピールするのではなく、「このレストラン、少しお高めでなかなか予約も取れないんだけど、とにかくおいしいからおすすめだよ!」と言われると説得力がありますよね。短所もこれと同じなので、短所の項目を納得感のある形で書ければ、逆に良い印象を与えることが出来ます。

短所が思いつかない方は長所の逆を書くのがおすすめ!

長所は短所の裏返し、と言います。思いつかない方はまず、上で書いた長所の書き方を実践した上でその逆を書くことをおすすめします。

長所の逆を書いた場合の例文

私の短所は諦めが悪い事です。ですが、この短所は粘り強いという長所にもなります。

面接などで短所について掘り下げられた時にも、長所に話を繋げることができるので非常に効果的です。この構想があれば、短所を書くことも怖くなくなります。

短所が思いつかない方向け 過去の失敗談から短所を探し出す方法

短所が思いつかない方は、長所と同じように過去のエピソードから探してみましょう。短所なので、今回は失敗談とその後の改善策を思い出してみましょう。

STEP
失敗談を2~3つ思い出してみる

自分の中で強く後悔している失敗談

→提出物の期限を守れなくて、叱られたことがあったっけ

このように2~3個失敗談を思い出して書き出してみる。

STEP
失敗談の中にあるネガティブな要素を抜き出し、実際に行った対策を挙げる

提出物の期限を守れなくて、叱られたことがあったっけ

→手を付けるのがぎりぎりだった

STEP
今回志望する企業の性格に合いそうな対策を主観でいいのでひとつ選ぶ

スピード感のあるベンチャー企業で代表も若い方の会社を受ける
課題へまず2割ほど手を付けて、期限に間に合わせる対策が有効そう

このように、過去の失敗談を考えられる対策に繋げます。これを組み立てると以下のようになります。

スピード感のあるベンチャー企業へのESに書く短所

私の短所は提出物の期限に遅れてしまうことがあったことです。高等学校時代、提出物の提出が遅れがちになることがあり、担任の方に叱られることがありました。原因を考えた結果、期限の直前に手を付ける癖があったことだと分かりました。現在は提出物がある場合はまず2割ほど手を付けて全体像を確認し、期限に間に合うスケジュールを組むことで改善できるようになりました。

このように、短所は改善策とセットにして書くことを意識してみてください。

もっと詳しく短所の書き方を解説!短所のアイデアや、例文を多く掲載しています。
【転職・就職】エントリーシート(ES)で使える短所の選び方・書き方

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入社後にやりたいことの書き方【採用担当者を納得させられる】

入社後にやりたいことなんて、入社してみないと分からないですよね。実は企業側もそれは分かっています。なぜそれでも聞くかというと、あなたがどれだけ「入社後のことを真剣に考えているか」を知りたいからです。

「入社後にやりたいこと」の出来が、入社後の成長に現れてくる

入社後にやりたいことが今の時点で分かっているということは、指示されなくても自分で考えることができるということです。この能力は入社後の成長に現れてきます。社会人になって伸びるのは「私はこうしたい!」という意思を持って行動できる人です。

入社後にやりたいことがある
入社後にやりたいことがない
  • あんなことやってみたい!が出てくる
  • 将来こんな人物像になりたい!が出てくる
  • あやふやな答えしか返ってこない
  • まだ今は考えていませんと言う

入社後にやりたいことを聞くと、反応がハッキリ分かれます。やりたいことがあやふやな人は、入社後も受動的な所謂「指示待ち」をするのではないかと考えられてしまいます。

入社後にやりたいことは企業HPに情報が落ちている

繰り返しになりますが、入社後にやりたいことは企業HPにあります。ここでも企業研究の成果が発揮されます。

また、出来れば入社後にやりたいことは実現可能性が高いものにしておくことをおすすめします。「入社後にやりたいことを○○って書いてるけど、うちではなかなか難しいかもね」と言われると面接での切り返しが難しくなってしまうためです。

そのためにも企業HPの事業内容などを見て、自分の仕事内容をイメージしておくことが大切です。もし、まだイメージ出来ていない人はもう一度企業研究のやり方を見直してみましょう。

「入社後にやりたいこと」は志望動機か自己PRとリンクさせよう

入社後にやりたいことはは志望動機か自己PRとリンクしていると面接の際に組み立てやすくて便利です。例文を見てみましょう。

自己PR「人と和やかに話すのが得意」

→この能力を活かして、御社でもお客様と良い関係を築きたい

志望動機「御社の自由な社風に惹かれた」

→責任ある行動をしながらも、裁量を持って働きたい

このようにやりたいことと志望動機と自己PRがリンクしていると、流れるように話すことができますので、聞いている採用担当者としても一貫していて説得力を感じます。

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文字数制限がきつい人に送る 悠木式「文章圧縮の極意」

200字以内でまとめる自己PRや志望動機 文章圧縮の極意

ESの各項目には「200文字以内でまとめなさい」のように文字数制限を設けているものが多いと思います。自分が書きたいことが収まらなくて困っている方には私が実際に添削で使っている「文章圧縮の極意」をご紹介します。

前提として200文字制限には200文字書くつもりで書こう

「200文字以内で書きなさいと言われたら、何文字書くのが正解ですか?」という質問を受けることがありますが、私の答えは200文字書くつもりで書いてください、です。

熱意が伝わらなかったりするデメリットもありますし、そもそも文字数を埋められないのは情報不足である可能性が高いです。どうしても埋められない場合は企業研究が足りない場合がほとんどですので、もう一度頑張ってみましょう。

文章圧縮の作業手順 オーバーするくらい書いて、大きく削って、最後は仕上げ

STEP
文字数制限をオーバーするくらい書いてみる。

まずは50~100文字オーバーくらいで書いてみます。

オーバーする程書けない人は、9割方内容が薄いので情報を足す。

STEP
大きく削れるところから着手する。

数十文字削れるような、大きな圧縮をしていきます。この時、「文章を開く」作業も同時に行っておきます。

STEP
細かくポイントを稼ぐ。

数文字から十数文字くらいを削るような圧縮を数か所行い、文字数制限に近づけていく。

このとき、「あと数文字くらいなんだけど!」くらいまで圧縮できると理想です。

STEP
ダメ押しの”ちょっと消し”で最終調整して完成

数文字消すような圧縮を行って、文字数制限にぎりぎり納める。

文章を「開く」とは

漢字表記をあえてひらがなに直すことです。文章を相手が読みやすくなりますので、おすすめの手法です。

例:有難う御座います→ありがとうございます

具体的な手法については長くなりますので、別の記事にまとめています。

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まとめ 良いESは、企業に合う自分の能力を説得力ある書き方でまとめられたもの

ESを書く際には重要なのは共通して企業を理解することです。口を酸っぱくして言いますが、必ず企業研究を行ってください。そして、それに合う自分の能力を上手にアピールすれば、必ずやいいESを作ることが出来ます。

この記事の重要事項
  • ESをより良いものにするためには企業研究が大事。必ず企業HPは読もう。
  • 各項目が行き来できるように関連していると説得力アップ!
  • 志望企業に合う内容のものを、自分の持っているものから選ぶイメージを持とう。
  • 書いた後は企業を良く知るエージェントに添削してもらえばバッチリ!

ESを作った後は、企業のことを良く知るエージェントに添削してもらえばバッチリです。この内容を守って書いていけば、書類選考の通過率を格段に上げることができます。書類選考だけでなく、これを材料に面接も組み立てられますので転職・就職全体の通過率にも良い影響を与えます。

【転職・就職】エントリーシート(ES)の書き方講座 例文多めのやさしい解説で他の候補者と差を付けよう!

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